ねこまっくの日誌

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zoom RSS 恐ろしき譜めくり

<<   作成日時 : 2009/09/09 00:20   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 8

恐ろしい映画を見ました。

去年公開されたフランス映画らしく
WOWWOWでやっていたのを題名につられて見たのです。

題名は「譜めくりの女」。
宣伝用のコピーがすごいです。
   「あなたがいないと、だめになる」

公式サイトはこちら(←クリック)

物静かな少女エミリーの夢は、ピアニストになること。
懸命に挑んだコンセルヴァトワールの実技試験で、
審査員の女流ピアニスト・アリアーヌの無神経な態度に心を乱され、
エミリーは実力を発揮することができず、音楽を捨ててしまう。
やがて美しく成長したエミリーは、アリアーヌと巡り会う。
過去の経緯を隠し接するうち、エミリーに対してアリアーヌは絶大の信頼を寄せるようになり、
演奏会での譜めくりをまかせるまでになる。
エミリーの復讐は今しも始まろうとしていた・・・・

※  ※  ※  ※  ※  ※  ※

映画の中で、「踏めくりは演奏会の出来を左右する重要な役目だ」とか
「あの踏めくりのせいで、気が散って失敗した」とか
いうセリフが語られます。
(ねこまっく、「いや、それはどうか?」と思いましたが)

ピアニストを描いた映画は数多くあれど、
「譜めくり」がこんなに脚光を浴びることなんて
二度とないと思うな。

ま、でも、実際、譜めくりは大事です。
譜めくりさんのことを、私たちは「譜めくらー」とか呼ぶんですが
とんでもない譜めくらーもいるからな。

できるだけ譜めくらーを使わないでいいように楽譜を作るんですが
どうしても長い曲とか、組曲になると、使わざるを得ないんですよね。
いろんなひとがいたなあ・・・
いろんなことが本番中に起こったなあ・・・

『なぜ右手でめくる!? 手がじゃまで楽譜が見えんわ!きちんと教えたろーが!(怒)』
『慌てて立ちるな! イスがガタガタいうだろ!(怒)』
『のんきにめくるな! もう次のページ2小節も終わったわ!(怒)』
『どこ見よる?!楽譜見ててよ!お願い!めくって!(泣)→結局、右手を犠牲にして自分でめくる』
『(自分が迷惑をかけていると気がつき泣き出す譜めくらー)めくりながら泣くな! 泣きたいんはこっちじゃ!(怒)』

・・・ざっと思い出しても、ここ2〜3年でこんなことが。
不思議なのは、大人より中学生や高校生の方が譜めくり上手ってこと。

今、なにをしなければいけないか、
相手が気持ちよく弾くためには、どうしなきゃいけないか、
って、考えると、上に書いたような失敗、ありえへんのですがねえ・・・。

映画「譜めくりの女」では、大事な本番で、頼りにしてた譜めくりのエミリーがバックレて
アリアーヌがパニックになり、本番ありえない演奏に・・・。
あれはあり得ん、と思いましたが。

げに、恐ろしき譜めくり。

みなさんも、今度演奏会に行ったら、譜めくらーにご注目。


写真は、大原美術館の踊り場にて撮影。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
お久しぶりです。
ちょっと、忙しい夏を過ごして(いつもですが、それにこれからも忙しいんですが(^^ゞ
「譜めくり」遠い昔、頼まれたことを思い出しました。リズム音痴の私に良く出来たなと、今になって思いますが。(^^ゞ

この秋もねこまっくさん、演奏会とか目白押しなんでしょう。きっと。
お体に気を付けて、頑張ってくださいね。
沙羅
2009/09/09 15:20
譜めくり。
そんな職業があるなんて初めて知りました。
しかもあまり日の当たらない地味なお仕事。
そんなお仕事にスポットを当て映画にしちゃうとは。
さすがはおフランス。
そういえば最近フランスに興味を持ち始めました。
けっこうフランス人の方もいらっしゃるのですよ。
中年の女性が多いです。
それも一人で。
この間なんてわたくし、かたことの英語しかしゃべれないのでむこうもフランスなまりのかたこと英語で会話しました。
帰り際なにか知っているフランス語はありますかと尋ねられたので「ボンジュール」と答えました。
そしたら「メルシー、ボク」も覚えてねーと微笑まれました。
ボンジュールよりメルシー、ボクの方が語感的におしゃれな気がするのはわたくしの錯覚でしょうか???
「譜めくりの女」今度借りてこよう。
ちなみに公式HP上の映画音楽は素敵すぎます。
ふくちゃん
2009/09/09 16:47
沙羅さん♪こんにちは。
沙羅さんもお忙しそうですね。日々に追われてると、ブログも足遠くなってしまって・・・ごぶさたして申し訳ないです。
譜めくりって、要するに「集中力」とか「想像力」の問題ではないのかな、と思います。
なにごともそうかな・・・・。
ねこまっく
2009/09/10 00:58
ふくちゃんさん♪
コメントいただき、メルシー、ボクゥ。
私は徳島でまだフランス人にはあったことないです。
どうしても鳴門つながりで、ドイツ人が多いですねえ。

初夏に取材で東祖谷に入りましたが、
ここ数年、東祖谷(西祖谷じゃないとこがミソ)を訪れる外国人が増えてそうです。古きよき日本を求めてくるのでしょうか? 彼らにとっては、「お遍路」も神秘なのでしょうね。

ところで、「譜めくり」という職業は多分ありません(笑)
楽譜読める人が、演奏会の時にバイトでやる感じかな?
映画『譜めくりの女』・・・・アヤシイ映画です。
映画のテーマのようにバッハが流れています。公式ホムペはバッハのプレリュードかな?

ねこまっく
2009/09/10 01:04
ある意味、面白そうな映画ですね♪。

「譜めくらー」さん、演奏会ではとても気になる存在です。「ああ、立ち上がった」とか「次はいつめくるのかな」とかけっこう目が離せなくて!。子供が上手なことは、素人ながらも感じます。見てる方からも、真剣な眼差しが愛らしいです。

あっ大原美術館!!このステンドグラス風に見える窓、とても大好きデス(自分用にこの窓のデザインのしおりを買いました)。ちょっと教会っぽいところがなんとも♪
なな
2009/09/11 10:59
ななさん♪
譜めくりに目がいく、ということは、その「譜めくらー」はヘタクソなんですよ、きっと(笑)

大原美術館のこの窓、あのまちで一番気に入った風景です。
おしゃれよねー♪
ななさんはしおり? 私はポストカード買いました(爆)
部屋の壁をかざってます。
ねこまっく
2009/09/11 11:20
譜めくらーに仕返しされたら、確かにパニクッてしまいますね。
でもねこまっくさんには、「あれはあり得ん」のですか、さすがです。
演劇ではプロンプターというのがいますが、政治家の答弁にも陰の声がありますね。
新政権の総理には、プロンプターなしでやってほしいです。
カンツォーネ
2009/09/11 21:11
カンツォーネさん♪
あれえ? 確かに昨日、カンツォーネさんにお返事を書いたのに・・・消えてる・・・最近、こういうことが多いです。システムのエラーかなあ?

映画では現役のピアノの先生がアリアーヌ役を演じてました。「パニックになってガタガタにくずれるアリアーヌ」を演じるには、ハデによくわかるように間違わなければいけません。さぞかし難しかっただろうと思います(笑) きっと「こうやって間違う」と、弾く音を決めてたのではないかしら? 不自然なのはそのせいかも。

漢字が読めない総理も困りますが、空気が読めない総理はもっと困ります。さて、ハトさんはどうでしょう?
ねこまっく
2009/09/13 11:46

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