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zoom RSS 偉大なワンドゥードル最後の一匹

<<   作成日時 : 2008/06/19 00:38   >>

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注文した覚えのない荷物が届いて、首をひねっていたが
はっ!と思い当たった。

もしや・・・!

そう、そうでした。
ついに、 『偉大なワンドゥードル最後の一匹』 が復刊したのです!

画像


以前に書きましたが(←クリック)、読み始めたらやめられなくて、徹夜で読み切った本。
ジュリー・アンドリュース(そう、あの『サウンド・オブ・ミュージック』の)著の長編ファンタジーで、
3人の子供と教授が、ワンドゥードルランドを旅する夢と愛と冒険の物語。
ワンドゥードルランドに出てくる生き物は、ウィッフルバードも、オインクも、サイドワインダーも、そこの王様ワンドゥードルも
すべてユニークな空想上の生き物。
読者の自由な想像をさまたげないようにと、ファンタジー小説なのに、挿絵はいっさい入っていませんでした。

中学校1年生以来、何度読み返したろう。

大人になって実家を出たら、いつの間にか、親が捨ててしまっていました。
なんてことしやがるーーー!!(怒)
あわてて取り寄せようとしたら、もう絶版になって、手に入らなくなっていました。

4〜5年前、とあるサイトで「復刊ドットコム」というサイトの存在を知りました。
この本のように絶版になってしまった本で、復刊させたいものを登録しておき、
一定数の希望者が登録されたら、出版社との交渉を始める、という仕組み。
最近は、オンデマンド印刷なんかもできるようになったからね。
『偉大なワンドゥードル』の復刊をのぞむ声はやはり多くて、
わりとすぐ出版社との交渉段階になっていたのですが
それからが長かった。

「延期しました」
「復刊は決まりましたが、時期は未定です」
「遅れております」

そんな連絡が半年に一度くらい届くので、半分あきらめていました。

でも、でも、復刊したんですね!!
バンザイ!

※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※

さっそく、本を手にとりました。

ん? 小学館か。昔はブリタニカだったなあ。
昔のとは、表紙も装丁も違うなあ。リニューアルしたんやなあ。
まあ、よろしい、よろしい。そんくらいは我慢しますよ。

読み始めて

・・・なんか違和感。
物語はもちろん、記憶してるとおり。
書体や文字組が違うのはもちろんだけど、そんなことじゃなく、違和感。

「文章が違う!」

おかしい、と感じて表紙をみかえして理由がわかりました。
訳者が変わっているのです。

昔は、岩谷時子さんでした。
♪ドはドーナツのド〜の「ドレミの歌」の名訳で知られる岩谷時子さん。
そうそう、岩谷さんが書いた「あとがき」まで、私は覚えてるもの。

著作権の関係なのかなんなのか、今回の復刊にあたっては新訳したんですね。

今回の訳が悪いわけではないのでしょう。
でも、私が読みたかったのは、13歳の私が出会って夢中になった、あの文章なのよ!

自分がそんなにも、あの本のすみずみまでを記憶していたのが、ほんとに驚きです。
教授や子供たちの口調、オインクの歌、ワンドゥードルランドの描写・・・
はしばしが違う。

そんでまた、トドメに、物語の最後のセリフが違うんだもん。

※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※

もちろん一気に読み終えました。
もちろんおもしろかった。
やっぱり名作です。

映画化の話もあったりするみたい。

アマゾンなどでも購入できますから
ぜひたくさんの人に読んでほしいと思います。

でも、岩谷時子さんの描いた『偉大なワンドゥードル』は
もう二度と読むことができないんですね。
それが、ほんとに残念です。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
…実は私も大好きで持っていたんですけどね〜。ねこまっくさんと同じように母が図書館に寄贈してしまったそうで、「そんなに大切なら自分でずっと持ってなさいっ!」って怒られました(笑)そ〜か〜、復刊したんだ〜(←かなり感動)
あぁ、話を聞いたら読みたくなってきました!!図書館で借りてこよう〜♪
ponchi37
2008/06/19 20:25
面白そうな本ですね。
早速読みたいなと思いましたが、ねこまっくさんの仰る「岩谷時子」訳が、読みたいと思い・・・・。
県立図書館で検索しました。ありました。(^o^)
今度借りて読もうと思います。
私の好きなファンタジーですから、楽しみです。
ご本の紹介ありがとうございました。
沙羅
2008/06/20 15:43
Ponchi37さん♪
「図書館に寄贈」は、すばらしい行いじゃないですか。
私の母親なんて、ことわりもなく捨てちゃってますからね。ひどすぎる。
新訳の『ワンドゥードル』は、子供たちのセリフなどが少し現代っぽくなってます。これはこれできっといい訳なんだと思います。
岩谷さんの訳本、まだ図書館にあるかなあ? 私も調べてみようっと。
ねこまっく
2008/06/21 00:07
沙羅さん♪
『モモ』もそうですが、独自の世界観がすばらしい作品です。
子供の頃に出会えたのはほんとうに幸せでした。
大人が読んで、あの頃と同じ感動が得られるのかどうか・・・私は十分に楽しめましたけど。図書館でさがされるなら、旧約(岩谷時子さん訳)の方をおすすめします。
ねこまっく
2008/06/21 00:10
はじめまして。
私もこの本を小学生のときに読んで、ずっと今でも印象に残っている本です。

大人になってまた読みたいと思い、図書館で借りて読みました。岩谷時子さんの。
図書館にはあると思いますよ!

くま
2008/10/02 11:54
くまさん♪
はじめまして。ワンドゥードルを知っている方がいて、うれしいです。
名作ですよねえ!
たしか「絵と文で綴る読書感想文」の“選定図書”だったんです。
で、私は3人の子供が王宮への橋を渡る場面を描きました。
教授が傘をふりまわし、ウィッフルバードが羽を広げて立ち向かってる、あの場面です。ウィッフルバードを描くのに、非常に力(リキ)入れましたねえ(笑)
今でも図書館にあるなら、ぜひ読んでみたいです。
探してみます!ありがとうございました。
ねこまっく
2008/10/02 23:33

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