ねこまっくの日誌

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zoom RSS 門前の小僧・・・

<<   作成日時 : 2006/09/02 00:38   >>

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ねこまっくの住居兼事務所は、昔ながらの住宅街にあります。
昭和チックなねこまっくの住居に隣接して
大家さんの住居、そして大家さんのお嬢さん家族の住居があります。

この大家さんのお嬢さんが、冬ぐらいから「三味線」を手に入れ、練習し始めました。
阿波踊りがお好きらしく、鳴り物デビューを目指して
「よしこの」を練習していました。

「よしこの」は2拍子で「♪チャンカチャンカチャンカチャンカ・・・」という単純な刻みを繰り返すだけなのですが、まったくの初心者にはやはり難しいのでしょう。
お嬢さん(といっても私よりずいぶん上っぽい)、なかなか弾けません。
「チャンカチャン」までは弾けるんだけど、次の(音がかわっての)「カ」で必ずつっかえる。
お昼ご飯の後の1時間、毎日練習を続けてるのですが、
同じとこでつっかえる。
春がきて、夏が来てもやはり同じとこでつっかえる。

そりゃ、そうだ。
いくら練習しても弾けるようになるわけがない。
練習方法が間違ってるから。

◆1つ目の間違い
初めて弾くのに、いわゆる「テンポ」で練習をするのが、まず間違い。
そりゃ、弾けんがな。
ギターやバイオリンなどの弦楽器経験者ならともかく
左手で弦をおさえ、指かえ、移弦しつつ
右手でバチをさばかなきゃいけないんですから、
初心者にはもうもう大変なはず。
左手だけでゆっくり指の練習。右手でゆっくりバチのリズム練習。その次に両手を合わせて自分が確実に弾けるテンポでゆっくり練習。そこから徐々にテンポを上げていく。
これが正しい練習の仕方。

◆2つ目の間違い
お嬢さんは、いつも同じところでつっかえます。
するとまた最初っから弾くんです。そしてまた同じところでつっかえる。するとまた最初っから弾いて、同じところでつっかえ・・・それを1時間繰り返すんです。
間違いのループ・・・。
これでは、「間違いを確実にするための練習」をしてるようなもんです。
間違うところのみを取り出して、間違わなくなるまで練習する。
弾けるようになったら、つなげて練習する。
これが正しい練習の仕方。

・・・・と、こういう指摘を、ねこまっくとしては
お嬢さんにしてあげたくて仕方なかったんですが、
大家さん達には、ねこまっくが音楽をやる人だとは言ってないので
いきなり、「あのねえ、練習方法がダメなんよ」なんて言ったら
カチン!とくるかな、と思って、アドバイスをせずに
毎日、イライラしてたわけです。


ところが、「門前の小僧・・・」ですね。
お嬢さんは、私のピアノの練習方法を毎日聞くともなしに聞いてて
ある日、ハタと気付いたんでしょうね。
数日前から、「ゆっくり練習」をするようになったんです。
いいぞいいぞ!
格段に練習の精度が上がりました。
次は「取り出し練習」だ! 気づけ!気づけ!!

もう、阿波踊りは終わってしまいましたが
この調子でお嬢さんが正しい練習を続けてくれると
来年の夏には阿波踊りデビューは確実でしょう♪

・・・・って、私がこんなにお嬢さんの三味線に気をもんでいることを
お嬢さんはきっと知らないと思うのですが(笑)。
で、お嬢さんのお嬢さん(めんどいな、大家さんの孫ですね)がピアノを習ってるんですが、
今度はぜひ、その孫も正しい練習方法に目覚めてほしいものです。
何カ月も「アラベスク」弾いとるようではアカンよ。

  ※  ※  ※  ※  ※  ※

こういったことは、音楽に限らず、何にでもあてはまる事です。
勉強もスポーツも、あらゆる技術を修得することすべて。
やみくもにやってもアカンのですね。

正しい方向からアプローチする。
練習方法を工夫する。
何が原因でうまくいってないのか考える。
自分の状態を客観視する。

イチロー選手は、どんなに成績がよくて、ヒットやホームランをガンガン打ってる時でも
「常に足りないところに目がいってしまって」現状に満足することがないそうです。

その感覚はわかるような気がします。
ま、私などは、足りなさすぎて時々つらくなるのですが。
違うな。足りないことがつらいのでなくて、
わかりすぎることがつらいのかもしんない・・・。

はっ!また暗くなってしまった。
気を取り直して・・・あ、今日は銀英伝だ〜♪

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
親しい寿司屋の奥方が、最近三味線を習い始めました。職場に、だから気持ちに、ゆとりができたのでしょう。
娘と孫の阿波踊りのお囃子をするのが夢です。
あなたもよく知っているその娘には、もうじきふたり目が生まれます。
祐信
2006/09/02 09:32
私のゴルフが上達しなかった理由がよ〜くわかりました。もっと早く知っていればなぁ〜(笑)。
いま歌のレッスンで、自分では不満足なのに先生からOKが簡単に出てしまうことに疑問を感じています。「えっ、こんなんでいいの?」、何か足りないと思うのですが、ねこまっくさんと違って、どうやればいいのかが自分ではよくわからないのです。
ずっとこの先生に習っていていいのかな?と思う事もあります。たまに別の先生に習うというのは、どうなんでしょうか?
あるいは今の先生は、カンツォーネの実力ではこれが限界だ、と思っていらっしゃるのかも..。
カンツォーネ
2006/09/02 09:34
そっかー、純子ちゃんも二児の母ですか。
さらさらの黒髪を揺らして、楽しそうに廊下を駆けていたあの純子ちゃんがねえ・・・。
美人のおかみさん、三味線を構えた姿が似合いそうです。
来年は、ン十年ぶりに鳴門の阿波踊りを見にいってみるかな?
ねこまっく
2006/09/02 22:06
カンツォーネさん、こんばんは。
今は、たくさんの曲をこなして、歌う力の基礎をかためようと、
先生はお考えなのではないでしょうか?
同じ曲をずーーっと練習してるより、
いくつかの曲を並行して練習する方が
結果的には仕上がりがよくなる、という現象があります。
いろんなスタイルの曲を歌うことで、その人の持つ音楽表現の「ひきだし」が増えるのだと思います。
OKが出た曲も、2〜3ケ月たって歌ってみると
自分の感じ方、歌い方が変わっていることに気付くはずです。
こういう「寝かす」というやり方もあるんです。
まだ、習って1年少しでしょ?
先生の方向は間違ってはいないと思いますが、
気になるようなら、「私はここが自分では気にいらないんだけど、どう歌えばいいでしょう?」とか、いろいろ質問して、先生の「ひきだし」をこちらから開かせてみてはいかがでしょう?
ねこまっく
2006/09/02 22:13
門前の小僧…うちの子供たちも母の死後、般若心経を耳で覚えました。
子供の集中力には驚かされます。
今のねこまっくさんも集中力がかなり高まってるんでしょうねぇ〜!
カンツォーネさんとのやり取りも『なるほど!』です。

そうそう!ねこまっくさんのお住まいはどの辺りか既に見当が付いてましたが、これで耳を澄ませて『三味線』と『ピアノ』の音が聞こえれば…ビンゴですね!笑


海のはなし
2006/09/03 00:43
そういえば、私はどうやってギターを覚えたのだろうと思い返しちゃいました。AmからDmにいくときも、まず人差し指を2弦1フレットのドを1弦1フレットのファに下げて、中指を4弦2フレットのミを3弦2フレットのラに下げて、薬指を3弦2フレットのラから2弦3フレットのレに移動する・・・というようなことをゆっくりやってましたね〜。慣れれば同時に動くようだけど、実際にはその順番で瞬間的に移動しているような気がします、今でも。
16分音符も最初はゆっくり弾いてましたね〜。♪くれ〜〜〜〜〜なずむ〜〜〜〜〜〜まちの〜〜〜〜〜♪眠くなりそう。。。
タカオ君
2006/09/03 19:02
ねこまっくさん、ありがとうございます。
何か少しわかったような気がします。
ワインと同じで、少し寝かせて熟成させるのですね。でも私の場合熟成しないで、酢になったりして..(笑)。
カンツォーネ
2006/09/03 21:33
海のはなしさん、こんばんは。
子供は理屈でなく、「音」で覚えるんでしょうね。
それにしても、般若心経をそらでとなえられる子供達・・・ちょっとすごいですね。
大家宅の三味線と、ねこまっくのピアノと、そしてめったに聴こえてこない大家さんの孫のピアノ。この3者の練習時間、重なることはなぜかありません。示し合わせたわけでもないのに。
住み分け?
ねこまっく
2006/09/04 02:16
タカオ君さんは、なかなか理性的な練習方法をされていたようですね。スポーツ選手の練習みたい。上達するのも早かったのではないですか?
ねこまっくも高校時代フォークギターを弾いてました。バンドや弾き語りのデュオを組んで文化祭に出たりしましたね。
さだまさしは「F」などのセーハコードが多いので敬遠して
南こうせつや松山千春なんかに逃げてました。
ギターでなんとなく見につけたコード進行や、ベースの動きなどは、今でもずいぶん役に立ってると思います。
ねこまっく
2006/09/04 02:23
カンツォーネさん、ライブが近いのですね。
ボジョレー・ヌーヴォも、5年物も、30年物(飲んだことないけど)も、それぞれに良さがありますよね♪
そういえば、可夢庵の「蔵元を囲む会」で、30年物という日本酒をいただきました。見た目、茶色。酸味がきいて、ごっついコクのある、ちょっと紹興酒に似た感じのお酒になっていました。酒は奥が深い!・・・あ、音楽からはずれちゃった(笑)
ねこまっく
2006/09/04 02:28

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